うつ病等、光トポグラフィーや血液で診断

2009年8月に、大阪市大大学院医学研究科の関山敦生・客員准教授が兵庫医科大と共同で、うつ病統合失調症などの精神疾患を判定できる血液中の分子を発見、血液検査に基づく判定法を確立。


これまで医師の問診や、患者自身の申し立てで診断されていた「心の病」が数値ではかることができるようになったといいます。

これはうつ病統合失調症だけではなく、個人のストレス度やそれからの回復スピードまでわかるというものでした。


また2011年9月には目で見てわかる「光トポグラフィー検査」という方法が開発されたといいます。


これは頭に光を当てて脳の血流量の変化をグラフ化することで、うつ病であるかどうかがわかるという検査も出てきたといいます。


うつ病統合失調症って、第三者には、よくわからない病気で、詐病とかも問題になったりする病気だったりします。


あるいは、自分では絶対認めなくて、どんどん悪くなっていくということが結構あって、いよいよ、自分とか家族、周囲がもてあまして、やっと病院に行ったときには、かなりひどくなって、治りも遅くなってしまうなんてことがよくあります。


もし、血液の数値や、血流量でグラフ化することで、病名が判定できたら、誤診の予防や心の病気の早期発見、早期治療にも役立つことでしょう。


もっと精度を高めていけば、苦しんでいる人が少しでも減る効果が期待できると思います。

また、これらの検査に対して、問い合わせが病院に結構あるとのこと。

それだけ自分たちの病気について確かめたいのかも知れませんね。




『FHN放送局』
巨椋修(おぐらおさむ)