できれば卒業資格を……


今春(10年度)卒業した大学生の就職率(11年4月1日現在)は、過去最低だった99年度と並ぶ91.1%(前年同期比0.7ポイント減)。
(文部科学、厚生労働両省の調査)


今春卒業の高校生の就職率は93.2%(前年同期比1.6ポイント増)で、07年度以来3年ぶりに上昇とのこと。
文部科学省調査)


ただし、東北地方は震災の影響から調査集計ができておらず、おそらく就職率は、これよりも下がるかもしれないとのこと。


高校大学とも、新卒者で就職率(就職率とは、就職希望者が就職できる率のことで、全卒業生の割合ではない)が、9割以上というのは、いくら過去最低レベルとはいえ、まだいいのかも知れないなあ……

この評価は、微妙なところだけど……


これが、高校や大学、専門学校の“中退者”となると、正規雇用の就職はかなり困難になると考えられます。


よって、不登校やひきこもり、ニートの人で、高校や大学等の卒業資格をとっていない人は、できることなら高校や大学の卒業という資格を取って欲しいと思っております。


卒業という資格があるとないとでは、就職活動について、後々までかなり影響するというのがリアルな話しですから。



FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)