気が付く人になろう!
空気が読めない人っていますよね。
空気が読めない人が、どんな人かというと、言い方を代えると
気が付かない人
と、いう人のことです。
別の言い方をすれば
気が利かない人
という言い方もありますね。
気が付かない人というのは、どういう人かというと
こころくばりができない人
気くばりができない人
ということです。
こころくばりを、漢字で書くと
心配り
つまり、人のことに気を配って、心配してあげることができる人のことです。
ときどき
「ぼくは空気は読めるんです。でも、読みすぎてしまって何もできないだけなんです」
と、いう人がいます。
確かにそういった人もいるかも知れませんが、ぼくの知る限り、そういった人で、本当の意味で空気が読めている人は、ほとんどいないように思います。
空気が読める・気が付く・気が利く・気くばり・心配りができる人というのは、優しい人だと思うのです。
優しいとは
「人が憂う」と書きます。
「憂う」とは憂鬱で、悲しい心のことを意味し、これに人偏が付くということは
「隣で悲しんでいる人や困っている人を、心配してあげる人」が、優しい人ということになります。
「空気が読めるのだけど、何もできない人」は、「困っている人がいても、何もできない人」のことで、これは優しい人ではありません。
「何かをする」といっても、困っている人や悲しんでいる人に対して、それこそ
「気を使う」
「心を配る」
だけでもできればいいのですが、残念ながら「空気が読めるのだけど、何もできない人」は、他人に「気を使う」「心を配る」余裕がありません。
余裕がないから、空気を読むことも、気を配ることも、気が付くこともないのです。
では、気が付く人になるためには、どうすればいいのでしょうか?
それは、自己中心的であることを止めて、相手を思いやるようになればいいだけの話しです。
つまり、他人に優しくなることです。
他人に優しくなるためには、自分にも、優しくないとできません。
自分に優しく、他人にも優しくすることで、気が付く、気が利く、空気が読める人になれます。
え?
何を言っているかわからないって?
それは気が付きませんでした。(笑)
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)