自己肯定感の高め方5 自分を大切にする

自己肯定というのは「自分で自分を認める」ということでもあります。

自己肯定感を高めるためには「自分で自分を大切にする」ということも大切です。

人間というものは、群れで生きる動物ですから、他人の意見、他人の評価から無関係ではいられません。

ここで大切になってくるのは「他人の評価に影響されすぎない」という姿勢です。

他人の評価に、大きく揺さぶられて、行動や考え方をコロコロと変えたり、落ち込み過ぎたり人がいますが、それがあまり激しい人は、自分というものを持っていないと言えるでしょう。


特に自分に対して、過剰な介入や攻撃的な言動をされた場合、それについて考えたり、場合によっては反省することも必要ですが、それに動揺して、自分で自分を責めたりすることは得策ではありません。


「あの人はあの人、自分は自分」


と、自分と他人との間に一線を引くことが大切です。


これは、自分の考え方を大切にするということです。


つまり、自分を大切にするということです。


自分を大切にできる人は、他人も大切にできます。


相手の一線を侵さず、必要以上に相手に侵入しないからです。


相手を侵さず、自分も侵されないで生きていくことを“自立”といいます。


自立している人は、自己肯定感が高い人です。


自己肯定感が高い人というのは、自分を大切にしている人です。



不登校・ひきこもり・ニートを考える FHN放送局代表』
巨椋修(おぐらおさむ)