あけましておめでとうございます


なぜ新年を祝うのか?

新年とは、ただの時間の経過に過ぎない。

だから旧暦のお正月である2月半ばであろうが、現代のグレゴリオ暦であろうが、正確であれば、特に困るということはない。

では、なぜお正月を新年と称しお祝いするのか?

それは、リセットでありリニューアルするためなのだ。

だから新年になると、なんでも“初”をつける。

たとえていうと、仏教でいう一度死んで生まれ変わるようなもので、前世(前年)の影響を受けて生まれ変わっても、それは新しい人生のはじまりと考えるようなものと一緒である。

つまりはリセット、リニューアルであり、やり直しでもある。

今年1年を良くしたいのであれば、過去1年かそれ以上の前世の失敗から学び、やり直すような気持ちになれば良いのである。

生まれなおしなんだから、新しい気持ちになればいいのである。

いささか仏教的な思想から書いてみたが、ま、そのように思えばいいのだ。

だって生まれちゃったんだもん。どうせなら、楽しく生きたほうがいい。

年が明けちゃったんだもん。たのしく1年を生きたほうがいい。

1年は一生である。
1日も一生である。

だから一年中、おめでたく生きていればいいのだよ。

明けましておめでとう。

あたらしい1年のお誕生日おめでとう。


FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)