自爆する人たち


不登校・ひきこもり・ニート』の人たちの中には、生まれや育ち、環境なんかで、どうしてもそうならざるを得なかった人たちがいます。

たとえそうなったとしても、どうしようもないことは受け入れて、自分で変えられることは、自分で変える努力をしないといけないなと、思ったりしています。


すごく冷静にね


不登校・ひきこもり・ニート』の人たちを見ていると、その中には


「仕方がない」というよりも、「本人の自爆」なのではないか?

と、思える場合も少なくないのです。


「人とうまく話せないんです」


という人と話していて


「それはそうだろうなあ……、こんな話し方をしていたら、相手も困るよな……」


と思える場合も多く、あるいは


「ああ、この子は、いじめられる傾向にあるんだろうなあ」



と、思わせてる子も少なくないのが事実なのです。


会ってみると、目がオドオドしていたり、あるいは非常に傲慢であったりすることもあり、やはり、人から外されるだろうなあと思う人も多くいます。


また、そういった方々のブログや文章を読んでみると、やはり「認知のゆがみ」があることも多く、知り合いのことを、悪く書いてあったりすることも多いのです。


「ああ、それは当然、トラブルになるか、この人は嫌われるのだろうなあ」


「皮肉を利かせているつもりかも知れないけど、これはただの悪口にしか読めないなあ、これを読んだ相手の人は、気分が悪くなるだろうなあ」


と、思っているとたいていそうなります。


そうなる前に、それとなく注意をすることもあるのですが、自分が失礼な書き方や言い方、態度をしているということも、ご本人にはよく理解できないらしく、あるいは理解していたとしても、改まるということはほとんどありません。


そして、結果はやはり、周囲に人からはじかれたり、疎遠になっていく。


結局自爆をしてしまっていることが少なくない。


不登校・ひきこもり・ニート』系の人たちで、このように自爆をしてしまう人は、とても多いように思えるのです。


これを何とかするには、やはり“自覚”し、自分で自分を少しずつ変えていくしかないのでしょうね。


しかし、こういった人の“自覚”にも“認知のゆがみ”があることが多く、正しく自分や他者を見れていないこともあるようです。


そういったときは、なるべく客観的に自分をみたり、自助グループなどに参加して、素直に他者の意見に耳を傾けてみるのもいい方法かも知れませんね。


人間は他の人間でしか、磨かれない生き物なのですから。






不登校・ひきこもり・ニートを考える FHN放送局代表』
巨椋修(おぐらおさむ)