【 ワーキングプアについて 】
【配信日】 2008年12月2日
【出演】 巨椋 修(おぐら おさむ)、天正 彩(てんしょう あや)
●解説
今回のテーマは【ワーキングプア問題】です。
『不登校・ひきこもり・ニート』とワーキングプア問題とは、背中合わせといってもいいことであるかも知れません。
『不登校・ひきこもり・ニート』の人たちが、ワーキングプアになってしまう確率はその他の人たちと比べて決して低いとはいえないからです。
ワーキングプアとは、生活保護でもらえる最大のお金が年間約200万円くらいだそうですから、それ以下、つまり年収200万円以下の人たちのことを指します。
そして『不登校・ひきこもり・ニート』は若者の問題であることが多いのですが、ワーキングプア問題は、女性や高齢者により深刻な問題となっています。
どれくらい深刻か?
ワーキングプアになった人たちは、病気になったときちゃんとした医療が受けられずに寿命を縮めてしまうということが、実際に起こっています。
ワーキングプア問題に関しては、巨椋修(おぐらおさむ)、犬山秋彦、山口敏太郎が共同著作で『ワーキングプア死亡宣告』(晋遊社ブラック新書刊)について書いております。