ひきこもりの平均期間は?

【配信日】 2008年11月24日

【出演】 巨椋 修(おぐら おさむ)、天正 彩(てんしょう あや)



●解説

これも2年前に撮ったものです。

今回のテーマは【 ひきこもりの平均期間 】です。

【 ひきこもりの実態等に関する調査(若年者自立支援調査研究)結果 】


によりますと、ひきこもり群の人が、ひきこもり状態を継続している期間は、


●「3年〜5年」が最も多く 29%
●「7年以上」は 21%
●ひきこもりが1年以上の長期に渡って継続している事例が全体の 75%


という結果が出ています。

ひきこもりが1年とか3年で終わるのなら、まだいいのかも知れません。

この調査結果によりますと、3年以上というのが、50%もいるということになります。


前にも述べたのですが、ひきこもりが一番多い年齢は、30歳〜34歳で、それ以上になると、調べられていないのです。

ですから、もしかすると、35歳以上になり、それでもずっとひきこもり状態が続いている人が、実はもっとたくさんいるかも知れないということです。


また、本人はもちろん、ひきこもり者と一緒に暮らす家族の重荷を考えると、その事態は大変深刻だと言わざるを得ません。






不登校・ひきこもり・ニートを考える FHN放送局代表』
巨椋修(おぐらおさむ)