なぜ一番寒い時期が年のはじまりなのか?
さて、もうすぐお正月です。でもなぜ一番季節の厳しいときが『新春』でありお正月なのでしょうか?
簡単にいうと、大昔は3月くらいが一年のはじまりだったのです。それが少しずつズレてしまって、現在のようになったらしいのですが、学術的なことはともあれ、現在の暦である1月1日は、冬至(一年で一番日の出から日没までの時間が短い日)12月22日ですから、もっとも昼の短い季節です。
個人的に、私は思うのですよ。物事のはじまりというのは、一番つらいときだと。
自転車を漕ぐときも、最初のひと漕ぎ目が一番重いもの。ぐいっぐいっと二漕ぎ三漕ぎすると勢いが出てきて少し楽になる。
1月や旧正月がある2月は寒さが一番厳しい。でも冬至も過ぎているし、太陽が出ている時間は少しずつ長くなってきている。
2月の終わり頃になると、梅のつぼみもふくらんできて、春の気配が感じられることもある。
そう思っているんです。
不登校やひきこもり、ニートといったつらい時期は、季節でいうと、冬至であり、一番寒い時期であるのかも知れません。
夜だって一番くらいは夜明け前だといいます。
ただ、季節や夜明け前と違って、人生は自分で立ち上がり、自分で半歩でも一歩でも前進しないと状況を変えるのは難しいことも多いと思うんです。
最初のひと漕ぎ、最初の一歩は一番つらいのかも知れません。
でもそれができれば、少しずつ楽になっていくもの。
いまは一番つらくても、いまは春にむかっており、夜明け前なのだと、私はそう思います。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)
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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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