5年間引きこもり続けている21歳の息子が、突然何かを手に持ちながらリビングにやってきた

とても心に響く記事がありましたので、ここに紹介したいと思います・


5年間引きこもり続けている21歳の息子が、突然何かを手に持ちながらリビングにやってきた




「どうした・・・?」


突然やってきた息子に、なんて言葉を投げかけていいかもわからない。
妻も驚きながら、私のところにやってきました。
息子がきたことに戸惑いを感じてしまう自分にも、強い嫌気がさします。

すると息子は、ボソッとした声で、「これ」と言いながら、手に持っていたものを差し出し、再び部屋に戻っていきました。

息子が渡してきたのは、何か文字が書き綴られている、一枚の紙きれ。

そこには、私たちを思いやる、優しくも儚い息子の心の声が綴られていました。



お父さん、お母さん

こんな息子に毎日食事を作ってくれてありがとう
こんな息子に毎日声をかけようとしてくれてありがとう
こんな息子に毎日生きてと思ってくれてありがとう

このままじゃだめなのは、自分自身よくわかってる
けど、自信がない
人と話すのも、触れるのも、本当にすごく怖い
これを書いている今も、手がふるえる
多分、渡すときも、手がふるえる
こんな自分が恥ずかしくて、しょうがないから、一人でいるしかないんです

最低な息子でごめんなさい
でも、この家に生まれてよかったと心から思っています
こんな息子を見捨てないでくれて本当にありがとう

少し時間がかかるかもしれないけど、少しずつお父さんとお母さんと話したいです
その時は、どうか暖かく応援してやってください


妻と二人でこの手紙を見て、二人とも涙が止まりませんでした。
ずっと、感謝をしてくれていた。
そして、前を向こうと一生懸命頑張っている。

そんな息子の気持ちに、溢れる気持ちが止まりません。
今までの5年間の苦悩が、一瞬で報われたと思えるほど、一枚のこの紙に綴られていたメッセージは私たちの心に響くものでした。

妻と二人で息子の部屋にいき、5年ぶりに部屋の中に。
大切な大切な息子だということを伝え、全力で抱きしめました。
こんな時間が一生来ないような気がしていたのに、その瞬間からたくさんの希望を感じることができました。

そんな出来事から二週間ほど。
ようやく、冗談が言えるくらいまで、息子と会話ができるようになりました。

私たちには、まだたくさんの時間があります。
ゆっくりゆっくり、一歩ずつ、家族3人で前に進んでいきたいです。


いかがでしたでしょうか?


この話しが実話であるのか創作であるのかは、わたしにはわかりません。


しかし、親子にしても家族にしても、あるいは友人知人同士にしても、ささいなことで傷ついたり、仲たがいしたり、ちょっとしたことで和解したり仲良くなったりします。


皆が皆、このお話しのように、親子の距離を縮められるとは限りませんが、すべての人々が争わないことを願います。











FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝



第3回 生きぞこないなう! テーマ『正義論 あなたの正義に気をつけろ!』 


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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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