平等って何だろう?

よく不登校・ひきこもり・ニートとかの関係者からいわれるのが、「平等」っていう話し。


で、ぼくはいつも「平等ってホントにあるんだろうか?」って思ってる。



ぼくの自論として



「世の中には、自由も平等も、人権も人道も本来は存在しない。これらは人工的な思想であって天然自然な思想ではない。本来は存在しないから大切にしていかないといけない」



と、思っているのね。



で、今回のお話しは「チャンスの平等」についてです。



チャンスのの平等については『ある現実』ってのが、実際にはある。



東京大学に入学するのは、子どもに十二分の教育環境を与えてあげることのできる裕福な環境家庭の子弟が多いというのが事実。



ただし……





門は、貧困家庭の子弟であろうと、中卒でも高認高等学校卒業程度認定試験)に受かった人なら、入学試験を受ける道、チャンスが開かれている。




すなわち、これは「チャンスの平等」が成されているということといってもいいだろう。




ここには、出自が百姓町人であるから、最高学府に入学できないという規定はない。



有利不利があったとしても、実力がともなえばチャンスはある。



お金がなくても、特に優秀であれば、奨学金制度もある。



こういった、チャンスの平等は大切にしていかないといけないと思うのです。



世の中には、



『実力さえあれば……』



と、いうのが通用しない場合も少なくない。



宝塚歌劇団では、実力があっても男性は入れないし、歌舞伎俳優には、女子はなれない。大相撲では、規定の身長に足りなければ入ることができない。


基本的に女子大には、女子は入学できないし、男子大には女子は入学できない。



しかしこれは、一種特化した世界のことだから、多くの人は納得するんでしょうね。


こういうのは別にして、ちょっとイヤなのが、例えを大学入試にした場合



「この子の家は、貧乏だから得点はひどいけど、かわいそうだし差別になるから入学を許そう」



などといった、おかしなエコヒイキね。



これはぼく的に、ちょっと違う。




何にせよチャンスですら、決して平等じゃないのは事実です。



社長の息子は、次の社長になる確立はひどく高い。



しかし、そこの従業員はその社の奴隷じゃないわけですから、別の会社に移って社長を狙うとか、別に起業をして社長になるというチャンスはあるわけです。



不登校・ひきこもり・ニート』の人も、世に出ようと思うとき、まったくチャンスがないわけではなく、チャンスと方法はいっぱいあるはずですから、柔軟に、したたかにしなやかに考えてほしいもだと思っているわけです。









FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝



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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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