本当に難しい親との関係

先ほど「どうして親切って親を切るって書くのだろう?」と思ってネットで調べていたときのことです。

パソコンに「親を・・・」とまで入れたとき、以下のようなものが出てきたのですよ。



親を許せない
親を捨てる
親を恨む
親を尊敬できない
親を殴った
親を愛せない……


なんとまあ、親に対して負の表現が多いことか……

これはGoogleだったんですが、試しにと思ってYAHOOで検索してみると、出てくるのは「親を扶養」とあり比較的穏やかだなあと思って下のほうに出ている関連を見ると次のごとく……


う〜ん、やっぱりマイナスのものが多いですね。
少なくとも、「親を愛している」とか「親に感謝している」なんて文言は出ていません。

まあ、ネットでの相談とかが多くて、このようになったのでしょうけど、多くの子どもが親で悩んでいるのは事実のようです。

生きづらさを感じている人の場合かなりの割合で、親との関わり合いや育てられ方などに問題があるようです。

過干渉とか厳しすぎたりとか放任とかね。

そして親との問題は、一生引きずります。

特に困った親ほど子どもに依存するというか、恩着せがましくなるというか、そんな傾向もあるみたいですしね。

そうなると子どもはそんなダメ親に一生振り回され続けることになります。

例えば、そんな親と縁を切りたいと思って、子どもが成人してどこかにアパートを借りたいと思っても、日本の慣習ではアパートを借りるときには「連帯保証人」が必要で、ほとんどの場合、特に若い人の場合それは親がなるものです。

そうそう他人は連帯保証人になんてなってくれませんし、不動産屋さんも親のほうが安心するんですね。

そうなると、親が子どもの独立を嫌だと思ったら、アパートの連帯保証人にならなければいいわけで、そうなると子どもはいつまでたっても、なかなか親から離れられなかったりします。


家族の問題って本当に難しいですね。



FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)