消費税増税でまた自殺者が増えるおそれ

消費税が上がることが決定した。

そのことでちょっと心配なことがある。

かつて、消費税があがったのは1997年、それまで3%だった消費税が5%に上がったとき、その翌年にあることが起こった。


実は自殺が激増したのだ!!


ちょっと警視庁がまとめた自殺者数の推移を見て欲しい。



消費税が上がった97年から98年に自殺者数がポーンと跳ね上がっているのがわかると思う。

1997年に2万4,391人だったのが、1998年には3万2,863人に激増したのだ。


その後、14年の長きに渡り、日本国は自殺者数3万人以上という残念な記録を残すことになる。

そしてようやく先年殺者数は2万人台に減った。


願わくば、このまま減り続けることを願う。


今年もさらに減るだろう。


しかし来年、来来年はどうか?


もしかしたらまた3万人以上になっているかも知れない。


正直、消費税が5%から8%になっても、ある程度の収入がある人はそれほど強い影響は受けないだろう。

しかし、ギリギリでやっている人、企業にとっては大変な重荷になる。


願わくば、消費税増税が、弱者といわれている人たちを追い詰める以上に景気が上昇してくれて、弱い人たちが自殺をいう選択を選ぶ前に、救い上げているほどになるか、充分な社会保障をやってほしいものだ。


だが……、あまり期待はできない。


そうなると人々は消費を抑え、自己防衛をするしかない。

するとそれでまた景気が抑えられてしまい、また不況がくることになる。


どうかそうならないように国の指導者たちには行動してほしいものだ。


あまり期待はできそうにないが……