チョット困った「相談されたい」人たち

不登校・ひきこもり・ニート』の周辺には“相談されたい人たち”というのが多数存在します。




いわゆる“カウンセラー志望の人たち”であったり、支援団体などを立ち上げて「相談にのります」などとやっていたりします。




その多くが、「自分も苦しんだ経験を生かし、人を救いたい」と言います。


それはそれでいいんですけど、中には困った人がいることもあります。




“相談されたい人たち” “カウンセラー希望の人たち”の中には、自分自身がまだ不安定な人がいたりします。




そういった人たちが、相談を聞く。




深刻な相談の場合、不安定な人・訓練を充分に受けていない人が相談を受けると、その相談に対して、一方的な答え方をしてしまったり、相談を受けた人が、心理的に巻き込まれて共倒れ状態になったりすることがあります。



また、守秘義務を守れなかったりすることがあったり、ひどい場合には相手を悪い方向に引きずり込んでしまったりすることもあります。



また、途中で受けきれなくなって、放り出してしまうことも少なくありません。






ときどきそういった“相談されたい人たち”の話しを聞くことがあり、中には


「これはちょっとヒドイな……」



と、思わずにはいられないような人が存在しているのも事実だったりします。




友人や仲間としてお互いに話し合ったり相談しあったりするのは、いいんですがそういった人たちが、プロとして、あるいは専門家として、相談員やカウンセラーの真似事をしたりして、事態がかえって悪くなったという話しを聞いたりもします。



また、カウンセラー資格と持っているとか言う人にしても、いい加減な団体からの民間資格である場合も多かったりします。



不登校・ひきこもり・ニート』の相談を受けるというのは、近所の世話焼きオバチャンが、井戸端会議のついでにやったり、心理学部の学生が、覚えたての知識で他人の心を覗こうというのとはちょっと違っていると思うんですよ。



人に言えない言いたくない家庭の裏事情や、ドロドロとしたところと向き合っていかないつらく厳しい場合も少なくないと思うのです。



だから、狭い個人的経験や、通り一遍の心理学の勉強だけではチョット難しい面のあると思うのですが、この世界には、その程度の知識と経験で




「人からの相談を受けたい」と“熱望”する困った自称支援者がたくさんいたりします。







その中には、自分の不安や不安定さを「他人の相談に乗ることで安定させよう」とする人も多かったりして……







正直、ときどきぞっとすることがありますね。











不登校・ひきこもり・ニートを考える FHN放送局』
巨椋修(おぐらおさむ)


このたび『巨椋修(おぐらおさむ)いじめ、引きこもり、ニート心の救急箱 』という有料メールマガジンをはじめました。

サンプル http://www.mag2.com/m/0001586888.html

このメールマガジンでは、皆さんからの情報やご意見なども募集し、いい解決策、改善策がないか皆さんと検討し、共有したいと思っています。

号外を含めて月に4回ほど配信する予定です。
ぜひご購入ください。


ぜひぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします。

『愛とセックスの相談室』という無料アプリをはじめました。もし興味がありましたらどうぞ。

巨椋修(おぐらおさむ)の『愛とセックスの相談室』


対応OS : iOS 4.3以上/Android OS 2.2以上

販売価格 : 無料

App Store URL : https://itunes.apple.com/jp/app/id565922229?mt=8

Google play URL : https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.thomsons.lovesex