問題は生きづらさだ

不登校・ひきこもり・ニート』について言えば、実のところ【社会的には、それほど大した問題じゃない】と思っているんですよ。


個人的には大問題かも知れないけど、社会的にはそれほど大きな影響を与えるものでもない。


学校に行く行かないなんて、それは個々の問題であって、大勢にとって大した問題じゃない。


1000数百万人いる義務教育を受けている児童生徒のうち、年間欠席日数が30日以上の人が12〜13万人いる程度のことでしょう。その程度なら当たり前のことで、その12〜13万人全員が、何としても学校に行かさなきゃなんて思うほうが、怖ろしい全体主義




ひきこもりなんてのも、それは個々の問題であって、社会全体としては、それほど大した問題じゃない。


ニートが増えているですって?


そもそもニートってなんなのよって言えば、実態はあやふやなんです。



不登校・ひきこもり・ニート』なんて、“言葉”を“言葉”として問題化しているところがあるように思えるのですね。





不登校だから問題だ(問題だから、引きずってでも学校に放り込め!)


ひきこもりだから問題だ(問題だから、無理やりにでも引きずりだして社会参加させろ!)


ニートだから問題だ(問題だから、強制労働だ!)


と、単純な頭の人は沿う考えがち。

でも本当の問題は、そういうものじゃない。



本当に困っている人がいるから問題だ


と、言うのが正しいと思うのです。



困っていなければ、不登校だろうと、ひきこもりだろうと、ニートだろうと問題じゃない。



仮に『ニート』が全国で100万人いるとする。


それは国家として、大問題であろうかと考える。


1億3000万人のうちの100万人である。



それは実のとこころ大した問題じゃない。


実際、ひきこもりにしてもニートにしても、本当の統計数字は取れていないのです。



だからひきこもりに関していえば120万人説もあれば
(参考文献;斉藤環著『ひきこもり救出マニュアル』)



厚生労働省の全国調査によると10万人程度という調査結果もある。
(参考文献;和田英樹著『頭をよくするちょっとした習慣術』)






ですから、こういった数字は、せいぜい参考程度にしておいて




本当の問題は、本人もしくは家族や周囲の人が困っているかどうかである。



困っていなければ、それは問題ではない。



不登校・ひきこもり・ニート』というのは、そういったものだと思ってよろしい。




そして本当の問題は、『不登校・ひきこもり・ニート』など以上に、当人の生きづらさである!




不登校でなくても


ひきこもりでなくても


ニートでなくても




生きづらさを感じて困っている人。


苦しんでいる人。


悩んでいる人がたくさんいる。


自殺者は年間3万人近くもいるのです。


こういった人たちが、もっとより良く、もっと生きやすい、もっと楽しく人生を送れればいいのではないかと思うのです。



不登校だの、ひきこもりだの、ニートだのは、確かに問題なのでしょうが、それらの言葉以上に、本当に問題なのは個々のそういった人たちが“生きづらさ”だと思うのです。







不登校・ひきこもり・ニートを考える FHN放送局』
巨椋修(おぐらおさむ)


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