子どもに使ってはいけない言葉と使うべき言葉

ネットに『子どもに使ってはいけない10の言葉(と代わりに使うべき言葉)』という記事がありました。なかなか良記事でしたので、いくつかを要約して紹介したいと思います。

元記事はこちら。
  ↓
http://www.lifehacker.jp/2013/04/130427ten_things.html


この記事は、米ライフハック系メディア「Lifehack」のShelley Phillips氏によるゲスト投稿だそうです、


・「いい加減に止めないと、○○だよ!」は× 代わりに別のもっと適切なことに目を向けさせるのが○
子どもを脅してしつけようとする親が多いのですが、親が子どもを脅すことで、子どもに相手が望まないときでも欲しいものを得るために暴力や悪知恵を使えばいいということを教える結果に……
それよちも、子どもの気持ちを共有してあげ、もっと適切な感情のはけ口を提供したり、話し合ったりするほうが、より優れた自制心と精神的な安定を育てられるとのことです。


・「もし○○したら、○○をあげるよ」は× 代わりに、「片づけのお手伝いをしてくれてどうもありがとう!」が○
モノで子どもを釣るのは有害。この手の取り引きは歯止めが効かなくなる可能性があり、やがて「イヤだ! レゴを買ってくれなきゃ部屋の片づけはしない!」となることになりかねないそうな。
代わりに、「片づけのお手伝いをしてくれてどうもありがとう!」と、心からの感謝の気持ちを伝えると、子どもたちはみずからもっと手伝おうという気になるもの。


・「お利口さんね!」は× 代わりに、努力したことへの評価を子どもに伝えるのが○
意外ですが、利口だねという言葉は、いい成績を取った時だけ、目的を達成した時だけ、または理想的な結果を生み出した時だけ利口なのだというメッセージを意図せず送ってしまいます。それは、期待に応えなければという大きなプレッシャーになるそうです。

いくつかの研究結果から、パズルを解いた後で頭がいいと子どもたちを褒めた場合、それ以後その子たちはさらに難しいパズルを解こうとはしなくなる傾向があるとわかったとのこと。
これは、もしうまくできなかったら「利口」ではなくなってしまうという不安を子どもたちが持ってしまうからだそうです。

代わりに、努力したことへの評価を子どもに伝えると、結果ではなく努力に目を向けることで、本当に大事なことが何かを子どもたちに教えられるとのこと。
先ほどのパズルの場合も、「うわあ、すごく頑張ったね!」と声を掛けた場合、より難しいパズルを解こうとする子どもの割合は大幅に増えたそうです。



などなど、言葉の使い方って難しいですね。

でもこれらは、子ども相手のみならず、大人に対しても同様のことが言えるのではないでしょうか?

先日、子育て本で有名な明橋大二先生の『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方*叱り方 小学生編』という本を読んだのですよ。

この本は小学生を持つ親御さんにぜひ読んでほしい一冊なのですが、同時に管理職の人、教師や人を指導する立場の人、人間関係について考えている人など子どもを持たない人であっても、ぜひ読んでいただきたい一冊です。


ちなみにコレがこのご本をいただいたときに明橋先生と一緒に撮った写真(笑)。

人間というのは、言葉によってコミュニケーションする生き物です。どうせなら、自分にとっても相手にとっても気持ちのいい言葉を交わして、生き心地いい毎日を送りたいものですね(笑)。




不登校・ひきこもり・ニートを考える FHN放送局』
巨椋修(おぐらおさむ)

このたび『巨椋修(おぐらおさむ)いじめ、引きこもり、ニート心の救急箱 』という有料メールマガジンをはじめました。

サンプル http://www.mag2.com/m/0001586888.html

このメールマガジンでは、皆さんからの情報やご意見なども募集し、いい解決策、改善策がないか皆さんと検討し、共有したいと思っています。

号外を含めて月に4回ほど配信する予定です。
ぜひご購入ください。


ぜひぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします。

『愛とセックスの相談室』という無料アプリをはじめました。もし興味がありましたらどうぞ。

巨椋修(おぐらおさむ)の『愛とセックスの相談室』


対応OS : iOS 4.3以上/Android OS 2.2以上

販売価格 : 無料

App Store URL : https://itunes.apple.com/jp/app/id565922229?mt=8

Google play URL : https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.thomsons.lovesex