4人に1人は自殺を考えたことがある

「自殺考えた」23%に増加…20代女性3割超読売新聞 5月2日(水)6時15分配信
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/suicide/?1335916305


 内閣府は1日、自殺対策に関する意識調査の結果を発表した。


 これによると、自殺を考えた経験がある人は全体で23・4%となり、2008年2月の前回調査より4・3ポイント増えた。年代別では20歳代の28・4%が最も多く、特に20歳代女性は33・6%と、前回調査(21・8%)から大幅に増えている。



 調査は今年1月、全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施し、有効回収率は67・2%だった。



 年代別では、40歳代の27・3%、50歳代の25・7%、30歳代の25・0%と続いた。すべての年代で女性が男性を上回っている。


 また、自殺を考えたことがある人のうち、「最近1年以内」に考えたと答えた人も、20歳代の36・2%が最多だった。20歳代女性に限定すると44・4%に上った。


内閣府調査によると、4人に1人のひとが 自殺を考えているという調査結果がでました。

20代の人だと約3人に1人が自殺を考えたことがあるということです。

自殺を考える原因は多々あるでしょう。平成21年度の調査によれば

1、健康問題(64.9%)
2、経済・生活問題(34.3%)
3、家庭問題(16.8%)

となっています。

一番多い「健康問題」は、身体の病気のみならず精神疾患もかなり入っていると推測できます。

また、「健康」「経済・生活」「家庭」の諸問題は、それぞれに繋がっていて無関係ではないでしょう。

4人に1人もの人が一度は自殺を考えるということは、自殺を考えるということ自体が決して珍しいことではないということでもあります。

実際の自殺にしても、日本人は30〜40人に1人は自殺で亡くなっているという現実があり、決して他人事ではありません。

わたしは自殺否定論者ではありませんが、できるなら1人でも多くの方に天寿を全うしてほしいと思っています。

もしいま、自殺を考えているとしたら、少し待っていただきたい。

とりあえず誰かに相談をしてほしい。


最後に、自殺をしたいと思ってしまったときの「相談窓口を紹介しておきます。

http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/soudan.html

自殺対策支援センター ライフリンク
http://www.lifelink.or.jp/hp/link.html


FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝