ほんの少しの行動で人生は大きく変わる

不登校・ひきこもり・ニート』系の人というのは、“自分に対して敏感”が、とてもたくさんいます。

そして意識が自分に向いている分だけ“他人に対して鈍感”だったりします。


“自分に対して敏感”というのは

「自分は人に嫌われているのはないか?」

「自分はここにいていいのだろうか?」

など一種、【自罰的】【自己嫌悪的】に敏感であり

“他人に対して鈍感”というのは、自分の(嫌な面に)意識が向くあまり、他人への心くばりや気くばりが、鈍感に成ってしまうことが多いのです。


これをわかりやすくいいますと、

「お客さんがきた。礼儀としては、あいさつをして、お茶を出した方がいいのだろうけど、わたし“みたいな者”が、あいさつをしたり、お茶を出したりしたら失礼になったり、嫌がられたりしないだろうか……?」

と、思い悩み、結局なにもやらず、その後、あいさつやお茶を出さなかったことによって

また自分が嫌がられたり、嫌われたり、できないヤツと思われたのではないか……?」

と、くよくよと悩んでしまうような人のことをいいます。


ここには、自分が嫌われたり、変に思われたのではないかという意識があるのですが、もっとも肝心の「お客をもてなす心」が、スッパリと、忘れ去られています。


こういう人を人々は「空気が読めない人」と言ったりするのですが、本人にしてみれば

「空気は読めるんですよ。読みすぎて何もできないんです」

と、いいます。


しかし、実際には、お客への心くばり、気くばりがまったくできていないどころか、あくまで自分中心なわけですから、典型的な「空気が読めない人」ということになります。


では、どうすればいいのか?

実は、それほど大きく変わることもないんです。

ほんの少しだけ、前向きに行動すればいいだけのこと。

ほんの少しだけ「奉仕の精神」「自己犠牲の精神」を出して、あいさつをし、お茶の出したら、喜んでくれるかなと思ったことをやるだけのことなんです。

ほんの少しの行動で、人生は大きく変わるものですよ。

まず、今年はそんな“ほんの少しのこと”からはじめてみてはいかがでしょうか?(笑)



FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)