運が悪い人の傾向と対策


運が悪い人っていますよね。


人間の運不運ってのは、まず生まれたときからあります。


どこの国に生まれるか、どんな親、家にに生まれるかなんて、本人の努力なんて関係ありませんもんね。


病気とか障害とかも、自分ではどうしようもないものがあります。

これは、ぼくが見てきた中からいうのですが、運がいい人っていうのは



【自分ではどうしようもないことは受け入れる。


自分でどうにかなる場合は、自分で対処する。


ひとりだとしんどい場合は、人の手助けを借りる】



まあ、こんな人に幸運の女神が微笑むみたいです。



では、運が悪い人っていうのは、どういう人か?




【自分の不運を全部人や社会のせいにする。


人や社会にせいにして、自分では動かない。


依怙地になって、人に手助けを頼まない。


頼んだとしても、すべて人任せにして、自分で責任をとろうとしない】




っていう人が多いみたいです。


人間、生きていると思ったようにはいかないものです。


それを全部、人、社会、運のせいにしてしまうと、人、社会、運から見放されるようなんですよ。


考えてみればそれは当たり前のことであって、人にしても社会にしても、人と人とが繋がり“共生”しているわけです。


だから必ずしも、人や社会が一個人を完全に見放すということは、まずない。


誰かが、ある程度までなら手助けをしてくれるものです。


全部じゃない。


ある程度です。


それを全部頼ったり、全部人や社会のせいにすると、相手だって困惑します。


だから結局人や社会からも嫌われてしまうんです。


人や社会に好かれる人っていうのは、全部自分のせいとか、人のせいとかはしないもんです。



事実は事実として受け入れて、適当に対処している人だと思うんですよ。



かといって全部、自分のせい・自分が悪いと思ってしまうと、それもしんどいので“いい加減”にしておくのがちょうどいいんだと思います。


ちょっと都合が悪いときなんかは、「運がなかった。ツイてなかった」と思うとそれも楽になるから、それはそれでいい。


一時的になら、あるいは緊急避難的になら、「自分は悪くない。全部社会や他人が悪い」と思うのも、それはそれでいい。


一時的、緊急避難的な護身ですから、その後に自分で動き出すための準備ならいいんです。


ただ、そこで止まってしまうと、ただのダメ人間ってことになっちゃう。



運命は定められたものと思っているのは逃避です。


運命とは、命を運ぶこと。


使命とは、命を使うこと。


運が悪い人は、運が悪くなるように自らの命を運んで自滅し


運がいい人は、運が良くなるように自分の命を運んでいるんですね。



つまりは、自分の命をいかに運び使うのは、その人次第だということです。




FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)