自分を好きになるには


●自分が嫌いな人は不幸にならざるをえない
 あなたは人に好かれるとうれしいですよね。人に嫌われたら悲しい気持ちになりますよね。

 同じように、いえ、その何倍も自分で自分を好きな人はうれしく幸せに。自分で自分を嫌う人は悲しく不幸になってしまいます。

 人間の不機嫌とか不愉快、悩みや苦しみの多くが自分で自分を嫌うことからきています。もっというと、自分が嫌いな人は、自ら幸せになることを拒否しているため、不幸にならざるをえないのです。


●なぜ自分が嫌いな人は不幸にならざるをえないのか?
 自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに、積極的になれません。

 自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに、誰かが自分を好きになってくれたとしても、それを信じることができません。

 自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに、いつも悪いのは自分だ。自分はダメな人間だと思い、自分を責め続けてつらい思いをしています。

 自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに、そんな嫌いな人が幸せになるのを許せません。それゆえに、自分が幸せになるチャンスがあってもそれを拒否したり、そんなの嘘だ。騙されていると邪魔をしてしまいがちです。

 自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに、自分を信じることができず、いつも自信がありません。

 自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに、自分を愛することができません。

 それでいて、「わたしが不幸なのは、わたしのせいじゃない」と、心のどこかに被害者感情を持っています。加害者は、ときに親であり、ときに社会制度であり、ときに政治であり、ときに周囲の人であり、ときにあなたに対し親切に接してくれた人であったりします。

 このように、自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに幸せにはなれず、不幸にならざるをえないのです。


●なぜ自分が嫌いになってしまうのか?
 なぜ人は自分が嫌いになってしまうのでしょうか?

 本来、人間は自分自身をちゃんと愛するようにできているのです。しかし生まれ育っていくうちに、自分はあまり価値がない者という考えを植え込んでしまい、やがて自分はダメだ。自分は自分など嫌いだとなっていくことがあります。

 多くの場合、母親が我が子にそういう暗示を植えつけてしまうことがあるようです。

 例えば、我が子を教育しようとして「もっといい成績を取らないと、あなたを愛してあげませんよ」といったメッセージを与えてしまうことがあります。

 これは多かれ少なかれ、どこの親子でもあるものですが、それが強く出てしまうと、子どもは「成績が悪いとわたしは価値がない存在」というふうに考えるようになります。

 ときに母親が子どもを褒めたとしても、それはあくまで母親が満足した成績を取ったからであり、子ども本来の姿を褒めたわけではないため、子どもは「次に愛されるためには、次に褒められるためには、母親の欲望を満足させなければならない」と思うようになります。

 子どもは自分のためではなく、母のために頑張り、母親のために自分を犠牲している生活を強いられます。

 このとき子どもは、母親に愛されるために頑張っているのですが、母親が良かれと思っていたとしても、子どもから多くのものを搾取していることになります


 成績が良くなければ、あるいは●●でなければ母親から愛されないということは、その子どもが本来もっている自分のままだと、人から愛されないということなのです。


 本来の自分のままだと愛されないということは、本来の自分ではダメ、本来の自分では愛されないということでもあります。

 そういう育ち方をしてしまうと、人は本来の自分を愛することができず、自分自身を失い、自分を愛することができにくくなってしまうのです。

 また、相手に気に入られるために、自分を殺さねばならないのですから、人に対して安心ができません。

 自分に対しても他人に対しても、どこか怯えてしまったり、あるいは相手に対して支配的に振舞ってしまったりします。

 このように、自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに、周囲の人といい人間関係を結ぶのが苦手になることが多くあります。


●自分の運命を受け入れよ
 自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに人とうまく行きにくいのですが、もしそういった自分を変えたいと思うのなら、まず自分の運命を受け入れることです。

 もはやそうやって育ってしまった自分。それはいまから時間を逆行することなどできないのですから、その過去を仕方がないと受け入れることです。

 自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに、自分自身を呪っている状態なのです。

「自分はダメ」「自分は自分が嫌い」というのは、自分でかけてしまった“呪い”なのです。

 そんな呪いは“お祓い”をするのが一番いい方法です。

 ここでいういお祓いとは、自分の過去や運命を無かったことにするのではなく、過去を認め受け入れ、そこから育っていくことです。

 日本の神道では、自分たちが戦ってきた敵、自分たちを怨んでいるであろう滅ぼした敵を、なかったことにするのではなく、敵を神様として受け入れるという伝統がありますが、その行為に似ているかも知れませんね。

 その過去は、悔しく残念だったものかも知れませんが、その過去によっていまの自分があり、これからのあなたが生まれるのです。過去をなかったことにすることは、記憶力がある限りできませんが、過去を受け入れ、過去を肯定することで、新しい自分を作ることができます。


●あなたは他人になれない。ゆえにあなたはあなたになるのだ!
 自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるがゆえに、自分以外の人になろうとします。

 しかしそれは、母親や世間や周囲の人々に、好かれようとして疲れてしまった過ちを繰り返すことです。

 あなたはあなたでいいのです。
 あなたはあなた以外の人にはなれないのです。
 だからこそ、あなたはあなたになるのです。

 あなたの過去を変えることはできません
 しかし過去の解釈を変えることはできます。
 あなたの過去を肯定し受け入れることで、あなたは変わることができます。

 なぜならば、「いま」というこの瞬間、すでに「いま」は過去になっているのです。つまり「いま」あなたは過去を作っているのです。

 いまが過去になるのですから、いまからあなたは新しい過去を作ればいいのです。

 あなたは他人になるために努力をしても、他人になれませんが、いまからあなたはあなたになることはできます。

 それには、あなた自身を認め、受け入れ、肯定することです。

 いい自分も悪い自分もダメな自分も、本当のあなたなのです。

 それができたとき、あなたはいま以上に自分を好きになることができるはずです。




FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝




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