心の病の恐ろしさ







近年、心の病が大変に増えて、日本人の5大疾病と言われるようになっています。

わたし巨椋修(おぐらおさむ)が書いているメルマガ「心の救急箱」でも、精神疾患についてのコーナーを新たに設けることにしました。


心の病の代表的なものに、うつ病というものがあります。

うつ病というのは、死に直結している病気であり、一説によれば自殺者の9割がうつ病もしくはうつ状態になって、自殺にいたるとさえ言われている病気です。

あまり言われないことなんですが、心の病はその家族や職場の仲間に負担をかけてしまうことが多くあります。

病気というのは、どのようなものでも多かれ少なかれ、患者の周囲に何らかの負担をかけたり迷惑をかけたりするものです。

しかし心の病の場合、他の病気と違って、ちょっと見ただけでは、わからなかったり、数値で測れないものであったりします。だから周囲の人には理解しがたい一面があります。

そして心の病で一番苦しいのは患者自身。患者はその苦しさや心の鬱屈のため、家族や周囲の人、職場の仲間に愚痴、暴言、場合によっては暴力をふるってしまうことさえあるということ。

家族も、そのためにうつ病を患ってしまったり、うつ病患者がいる会社部署では、そのために人間関係が悪くなってしまうことさえあります。

そして、そういったことをしてしまった患者は、その後にひどく落ち込み、周囲の人はその人を敬遠するようになり、ますますその人は孤独になってしまう……


これが心の病のやっかいなところ。


せめて、家族や周囲の理解があればいいのですが、中には家族や職場の仲間の人とうまくいかず、職場を転々としたり、就職にうまくいかず条件のいい就職が出来ない人がたくさんいます。


うつ病に限らず、心の病の多くは「人間関係障害」とでもいうべき一面がありますので、このことを患者本人も周囲の人も、よくよく理解していないと、双方がよけいに苦しむことになるのです。

逆に言えば、患者本人も家族や周囲の人たちが、心の病に対してギスギスせず、大らかに対応できれば、それだけで予防や治療に効果があるということでもあります。


いま精神疾患が増えている背景には、日本社会全体が、不況等によるギスギスとした社会になっているからでしょう。

そんな世の中であるからこそ、人に優しく、寛容にあることが、患者自身にも家族や周囲の人たちにも、日本全体にとっても、一番の薬だと思います。






不登校・ひきこもり・ニートを考える FHN放送局』
巨椋修(おぐらおさむ)

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